北極星コーポレーションが出来る事
出来る事
用地取得のエキスパートとして、
不動産開発プロジェクトの礎を担います。
あらゆる不動産開発は、用地取得から始まります。
この第一歩目こそが、事業の成否の鍵を握るプロセスと言っても過言ではありません。
用地取得は、知識や情報のみならず、豊富な経験で培った交渉力や提案力、人の心の機微を知る感性が問われるため、
この役割を担える企業は決して多くはありません。
私たちは、不動産再生事業に長年携わることで磨きあげた総合的なノウハウで、
用地取得ひいては建築プロジェクトそのものを成功へ導きます。


都市部には、瑕疵があるために本来の価値よりも安く売らざるを得ない土地や建物が数多く存在します。
北極星コーポレーションは、不動産売買でお困りの方に対し、瑕疵を解決する方策、ご所有の不動産の価値をより高める方策など、さまざまな切り口から解決策を提示いたします。私たちが、必ずあなたのお力になります。

単体では売りにくい瑕疵のある土地も、周囲を含めて“ひとまとめ”のきれいな土地にできれば、その土地本来の価値を取り戻せます。
その際、必要となるのは、権利関係、利害関係をまとめ、すべてのステークホルダーが納得できる結論へ導く調整力です。
私たちは、話し合いを代行するだけの企業ではありません。 必要があれば、共同事業者として資金提供する用意もあります。
諦める前にぜひ一度、私たちにご相談ください。
土地を所有している皆様にとって最もリスクが小さいのは、その活用をプロフェッショナルに任せること。
つまり、不動産会社に土地を売ることです。
北極星コーポレーションは、瑕疵がまだ解消されていない、そのままの状態で土地の買取をいたします。
今までに数多くの不動産開発に携わり、
さまざまな不動産の活用・運営・事業化のアイディアが蓄積された私たちだからこそ、土地の高価買取が可能になるのです。
北極星コーポレーションが手がけてきた事業の中には、数千坪に及ぶ大規模プロジェクトも含まれています。
そうした大がかりなマンションやビルなどの開発で貢献し得たのは、
大手デベロッパー各社とのさまざまな共同事業で培ってきた数多くの経験とノウハウを有していたから。
私たちは、それを大規模開発の用地取得であっても柔軟に対応できる「総合力」と捉え、
他社には真似のできない企業価値であると考えています。
私たちが携わった、不動産開発ストーリー。
そのほんの一部をご紹介します。
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ひとりひとりの心情に寄り添って折衝し、
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わずか2~3週間で全世帯の合意を形成。
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すべての折衝が成立するまで、約2年。
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Case 1 リビオ東京日本橋
BEFORE
権利関係が複雑な共同ビル。
オーナーの方の事情もさまざまで、合意が難しい状況に。
茅場町の公園前に位置する、とある古いビルは、3名のオーナーが共同所有する物件でした。
一部のフロアをオーナーの方々が住まいとし、その他のフロアを企業や店舗に貸していて、1階には5年契約でカフェが入居。そのカフェがオープンして1ヵ月を迎えようという頃のお話です。
ビルがかなり古くなったので、近々売却したいという気持ちはオーナーの方々に共通していました。
しかし、さまざまな事情から、みなさんが全員集まって話し合うことは困難な状態でした。
また、売るとなると、オープンしたばかりのカフェも立ち退かなければなりません。
課題は、まさに山積みでした。
AFTER
ひとりひとりの心情に寄り添って折衝し、
利害関係をまとめる[調整力]で解決。
私たちはまず、オーナーの方ひとりひとりと個別に話をすることにしました。
みなさんの事情も、売りたい時期も違いますから、それぞれの方に合った約束を取り付け、必要となる資金はリスク覚悟で私たちが用意しました。
また、入居者である企業や店舗の方々には立ち退いてもらわなければなりませんが、その際、「どういう費用がかかりますか?」とひとつひとつお伺いしていきました。
企業や店舗の場合、移転費用だけでなく、住所が入る印刷物全般を作り直す費用などもかかります。
そうした細かい部分までお聞きし、納得していただける金額を割り出していきました。
移転先も企業や店舗にとっては重要問題ですが、茅場町のビルに匹敵する好立地を探し出すことで、立ち退きに同意していただくことができました。
カフェの方々にも立ち退きの折衝をしなければなりません。
誠心誠意、話し合いを重ねて、同意していただける条件をまとめ、納得の上で移転していただきました。
権利関係をまとめあげたこの茅場町の物件は、新日鉄興和不動産様へ売却。その結果、近隣の同価格帯のマンションのどこよりも早く売れた人気物件となりました。
Case 2
BEFORE
マンション1棟、アパート4棟が買取対象。
50世帯の立ち退きが最大の課題に。
築年数40年にもなろうかという賃貸マンション1棟とアパート4棟を相続することになった地主さんが、その方の知己の不動産屋を介して、売却の相談を複数の不動産会社に持ちかけた時のことです。
物件はたしかに古く、マンションのエレベーターは3人乗ると止まってしまう有様で、これは売るしかないという判断には同意できます。
ただし、マンションとアパートを合わせて、50世帯の入居者の方がいらっしゃいます。
これだけ多くのみなさんの立ち退きをどうまとめるか。それが最大の課題でした。
AFTER
わずか2~3週間で全世帯の合意を形成。
高価提示と迅速実行の[買取力]で解決。
競合の不動産会社よりも高い金額を提示した当社が、マンション1棟とアパート4棟を買い取ることができました。
さて、問題はここからです。
50世帯の住人のみなさんとの話し合いでは、当社のこれまでの買取の経験を活かし、住人の方々のご要望を反映した立ち退きのための条件を迅速にまとめていきました。その条件には当然、移転費用や移転先が含まれますが、住居の場合は、企業や店舗とは違い、移転先の候補は豊富にあり、悩むことはありませんでした。
住人のみなさんの合意を得るまでにかかった日数は、2~3週間ほど。新日鉄興和不動産様に売却したのは、5ヵ月後でした。
Case 3
BEFORE
もともとは神社の土地だった、500坪の土地。
その借地権を巡り、二重三重の折衝へ。
大田区池上にある約500坪の土地は、もともと地元の神社が所有していたのですが、その借地権を某大企業の創業家ご当主がお持ちでした。当社を含む複数の不動産会社が、借地権の買取に応募することとなりました。
広大な土地はその大企業が工場としてしばらく使っていましたが、その後、とある協同組合が借りることになり、オフィスや倉庫などに利用されました。
この土地の借地権を買い取ることに成功すれば、次は協同組合の方々と立ち退きの折衝です。移転後に同規模の土地が用意できるのか、という懸念材料はありました。
さらに、もともとの所有者である神社の代表役員のみなさんに「マンションに建て替えてもよいか」というお伺いを立てなければなりません。目の前には、二重三重の折衝のハードルが待ち構えていました。
AFTER
すべての交渉が成立するまで、約2年。
高価提示と迅速実行の[総合力]を駆使して、粘り強く説得。
借地権をお持ちのご当主は、売却先として私たち北極星コーポレーションを選択しました。その理由をお伺いしたのですが、「社名がよかった」というお答えをいただきました。(じつは、そうおっしゃるお客様は少なくありません)
ふだんは、どんなに高額な取引でも顔をお見せにならないご当主が、なぜか契約の日に、立ち会ってくださいました。
その場の、途轍もなく緊張した空気が忘れられません。
次は、協同組合の理事の方々との立ち退き折衝。成否のカギとなったのは、賃貸料でした。当時、組合側は、ご当主に対し、2年間限定の賃貸料値下げの話し合いを行っていました。
当社の借地権買取が決まり、半年後には賃貸料を元の値段に上げる約束になっていましたが、私たちは、折衝中は賃貸料を上げないとお伝えしました。
協同組合は合議制で全員の賛成が必要となり、合意に至るまでかなり時間を費やしましたが、組合の理事の方々は結局、経済合理性を優先し、立ち退きに応じてくださいました。
移転後は、大規模な土地が必要でした。
時間はかかりましたが、用地取得のコネクションを駆使し、無事に調達することができました。
最後に、本来の土地の所有者である神社との話し合いです。
マンションに建て替えるには神社の承諾が必要なのですが、じつは、この神社の決定権者がどなたなのかがわかりにくい状況にありました。
宮司は地元の方ではなく、むしろ町の世話役のみなさんの方にずっと神社を守ってきた自負が感じられます。
そういう事情から、世話役から選ばれた7名の代表役員の方々に承諾をいただくことになりました。
7名の代表役員が集まれる日は、月に1回ほど。
しかも、全員が揃わないと折衝になりません。
名義の書き換え、借地の再契約など、やることはたくさんあり、全折衝成立まで、約2年の月日を要しました。
この物件においては、北極星コーポレーションが大規模プロジェクトで培ってきた[総合力]が発揮されたと思います。現在は、新日鉄興和不動産様の手により、瀟洒な美邸となっています。